7.横浜写真 展示室2
[見学のポイント]
横浜写真は、幕末から日本の風景・風俗の写真をアルバムや幻灯写真にして販売された写真であることが分かる。


横浜写真
横浜では幕末から日本の風景・風俗を写真に写し、彩色して豪華なアルバムに仕立てたり、幻灯写真にしたものを販売していた。横浜が製作の中心だったので「横浜写真」とも呼ばれ、輸出工芸品として人気を博した。明治中期に全盛期を迎えるが、20世紀にはいると絵葉書の隆盛やカメラの普及におされて衰退した。西洋技術と伝統工芸の結合が興味深い。
[写真]横浜写真のいろいろ
アルバムの写真(左)は横浜山手から見た外国人居留地。(右)は海岸通り(現山下公園通り)。シルクのうちわは金幣写真館の製作。
[写真]幻灯写真
幻灯用のガラス写真にも彩色がほどこされている。左上から大桟橋、横浜元町、銀座4丁目、嵐山渡月橋、呉服屋、こどもたち。
[写真]彩色アルバム
台紙に彩色写真をはり、漆の表紙をつけて装丁した写真集。これは横浜のドイツ系商社の役員が帰国するときに従業員から贈られたもの。