4.開国前夜② 展示室1
[見学のポイント]
幕府が苦悩する中、日本の開国・開港へ向けての欧米各国の動きが盛んになり、慌ただしくなった周辺の様子が分かる。


[絵図]アヘン戦争への関心
生麦村(現 横浜市鶴見区)の名主であった関口東作が、嶺田楓江の「海外新話」(嘉永2年刊行)を筆写したもの。同書はアヘン戦争の顛末を描いた警世の書であり、アヘン戦争や海外情報に一般の関心が高まっていたことをものがたる。
[写真]開港初期の上海租界
中国の開港は日本の開国開港に大きな影響を与えた。上海は中国とイギリスが1842年に結んだ南京条約にもとづき開港された5港の一つ。外国人居留区である租界は横浜の外国人居留地のモデルとされた。
[絵図]ビッドルの来航
弘化2年(1846)、アメリカ使節ビッドルが開国の打診のため浦賀に来航した。これと前後して英仏の艦船があいついで長崎に来航するなど、鎖国体制の危機が深まった。