7.開国・ペリー来航② 展示室1
[見学のポイント]
黒船の来航により、近代科学の成果を目の当たりにした当時の人々の様子が分かる。


[絵図]米艦渡来記念ノ図
当時黒船渡来を描いた絵巻きが数多く作成されたが、この絵巻きはペリー艦隊が持参した西洋文明の産物を多数描いたところに特徴がある。編者の堀口貞明は上野国(現・群馬県)出身の学者で佐久間象山とも交流があった。西洋の技術にたいする堀口の旺盛な好奇心を伝える資料である。
[絵図]堤磯右衛門が描いた「蒸気船ミッセシペン船」
磯子村(現・横浜市磯子区)の村役人、堤磯右衛門が描いたペリ-艦隊の蒸気フリゲート艦ミシシッピー号。庶民の記録した 黒船図である。
[絵図]早馬の武士
諸藩は沿岸一帯の警備に動員され、武士は情報収集につとめた。画面は黒船見物をする庶民とは対照的に、連絡を急ぐ武士の姿を描いたものである。
[絵図]黒船を見学する人々
ペリー艦隊は、2カ月余り東京湾に碇泊した。庶民はお茶を飲んだり煙草を吸ったりしながらのんびりと黒船見物を楽しんでいる。左端の人物は望遠鏡を手にしている。